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| スマホもいいが物足りない |
正直に申し上げると、じつはスマホを装着するタイプのヘッドセットはほんの数分しか使っていない。確かに立体的に見えるのだが、どうしても視界が狭く、没入感が得られなかったからだ。 VRを楽しむなら、やはりスマホタイプではなく、oculusとかVIVEとかの、単体あるいはPCにつないで使う機種や、あるいはWindows Mixed Reality用のヘッドセットを使いたいものである。 もちろん、これらの機械を使うためには、最低でも3万円以上はかかる。それでも、以前はPC接続が必須で、PCを合わせて20万円以上の金額が必要だったのだから、かなり身近になったことは間違いない。PC接続が不要のオールインワン型なら、4万円もしないでゲットできる。もちろん、値は張るが、VRを存分に体験するにはやはりスマホ装着タイプでは不十分なのである。べつにスマホ装着タイプの製造販売業者の営業妨害をするつもりはないので、気軽に楽しみたいのであれば、選択肢ではある。 個人的な経験からいえば、最初はoculus GOを使用した。正解だった。没入感がスマホ装着タイプとは決定的に違うのである。有料無料取り混ぜて多くのVR動画を楽しめたし、ちょっとしたゲームもできた。Netflixのアプリもダウンロードできたので、大画面で映画やドラマを楽しむこともできた。さらに、PCにつないで動画ファイルを転送すれば、映画館並みの大スクリーンで自分で撮影したオリジナル動画を鑑賞することもできた。 ここまで過去形で書いてきたが、じつは今でも使用している。それだけ優秀な機種だということだ。後継機種のoculus QUEST 2にあまり食指が動かなかったこともあるが。なにしろ、3Dゲームにはさほど関心がないからである。もっとも、ゲームを存分に楽しむなら、QUEST 2は当然選択肢のひとつだ。 PCに接続して使うタイプでは、やはりVIVE OASISがベストチョイスだろう。VIVE史上、もっとも画質が優れているからである。仮想空間内もひろくていろいろな機能が楽しめるし、PC内のHDDに保存した動画ファイルもきれいに鑑賞できる。もちろん、PCの外付けハードディスクに保存したコレクションも有効だ。 ただ、PCに接続するタイプはどうしても初期設定が煩雑で、ほんとうに初めてなら、やはりくわしい人に相談して、やってもらったほうがいいだろう。それに、ケーブルが長いうえに何本も必要だ。それでも、オールインワンタイプでは実現できないものも楽しめるのは魅力的だ。 Windowsマシンが必要なWindows Mixed Realityを楽しむためのヘッドセットは、さまざまなメーカーから販売されているが、画像が意外に流麗で仮想空間もよくできているので、選択肢のひとつではあろう。しかし、VR業界のなかでは、やはり少し独特の癖がある。 DPVRのように、ゲームを排除して映像に特化した機種もある。ゲームに関心がなく、VR動画を観たいとか、大画面で映画やドラマなどを鑑賞したい人にとってはいい選択である。 できれば、ショールームなどで実際に経験したうえで購入したほうがいいだろう。率直に言うと、ヘッドセットの画像は現実そのものとはあまり言えず、どうしても色彩が薄いものが多いので、大枚はたいて失望することもあるからだ。 どうしてもショールームが近くになくて、購入前の体験ができない場合は、ネット上に多くの記事があるので、体験談や比較サイトなどを参考にしたい。それでも、VRに過度の期待をするのは禁物だ。たしかに、宇宙旅行やダイビングを自宅の部屋に居ながらにして疑似体験できるし、ゲームもまるで実際に目の前に展開しているように見えるが、まるで現実そのものというわけにはいかない。期待ほどの体験ではないので、早々に飽きてしまう人もいるようだ。 しかし、話の種にするにしても、やはりいちどは体験したいもの。知人が持っていれば体験させてもらうこともできるし、ショールームに行けるのであれば、ぜひとも試してみたいものである。 なお、ゲームに強い関心があれば、プレイステーションのVRも有力な選択のひとつだ。優れたVRゲームソフトがたくさん売り出されている。シミュレーションはまるでほんとうに体験しているみたいだし、シューティングゲームはしたことがないので評価できないが、きっとモニタの2D画像でプレイするよりはるかに没入感があるに違いない。プレイステーション本体とヘッドセットでかなりの金額になるので、ちょっと勇気はいるが。もしも最新機種にこだわらないのであれば、中古でPS4をゲットしてもいいだろう。 (2021/12/5) |
| (弾 射音) |